竹炭には、防虫や野菜の鮮度を保つ効果があります。
しかし、この効果は竹炭を使用する上であまり知られていません。
そんな表面上ではあまり知られていない、竹炭の防虫、野菜の鮮度を保つ効果についてここでは紹介していきます。
竹炭の防虫効果
竹炭の持つ防虫効果は、竹炭の持つ湿気を取り込む効果が関係しています。
竹炭が防虫できるのは、湿気を好むダニや紙魚(シミ)、チャタテムシやシバンムシなどの服や紙、食品を食べる害虫です。
この湿気取りの効果が害虫を寄せ付けない効果を発揮します。
湿気取りが防虫効果を発揮する
竹炭には除湿効果があるので、湿気を好む害虫を寄せ付けない効果が期待できます。
この除湿効果よって服や食品、書物を守ることが期待できるのです。
特にダニは私たちの生活とは切っても切れない関係の外注です。
湿気の溜まる布団や台所のシンク下などの外注対策に竹炭はおすすめです。
また、竹炭はアルカリ性の性質を持っており、アルカリ性を嫌うダニなどの害虫を寄せ付けない効果もあります。
湿気のあるところの防虫だけでなく、様々なところでの防虫効果が期待できるのが竹炭です。
竹炭の野菜の鮮度を保つ効果
野菜の鮮度は保存を始めると日に日に落ちていきます。
これは、野菜がエチレンガスという植物の成長ホルモンが収穫された野菜からずっと出続けるからです。
エチレンガスは野菜の成長を促すホルモンとなっているので、野菜を美味しく成熟させるのに役立つものです。
しかし、収穫の時期を終えてもこのエチレンガスは野菜から出続けます。
これにより野菜が熟れすぎてしまい、劣化させてしまうのが野菜の鮮度が下がる原因です。
このエチレンガスをなくす効果が竹炭には期待できるのです。
竹炭はエチレンガスを吸着する
竹炭には有害物質を吸着する効果があります。
例えば冷蔵庫やパントリーに保管している野菜の近くに竹炭を置いておくことで、野菜にとって有害になるエチレンガスを吸着してくれるのです。
この効果は竹炭の持つ無数の孔が有害物質であるエチレンガスをがっちりキャッチして離さないことで発揮されます。
竹炭は数々の有害物質を吸着する効果を持っていますが、エチレンガスも吸着する対象になるんですね。
野菜から発生したエチレンガスを吸着して野菜の劣化を防ぐことができるので、竹炭には野菜の鮮度を保つ効果があるといわれているのです。
竹炭は防虫や野菜の鮮度
竹炭の持つ湿気を取り除く効果は防虫に役立ちます。
また、ダニの退治に有効なアルカリ性の性質を持っているので、ダニに対して高い防虫効果を持っているといえるでしょう。
湿気の高い場所に発生しやすい虫の防虫に竹炭はとても役立つといえるのです。
さらには竹炭には野菜の鮮度を保つ効果もあります。
つまり、竹炭を野菜の保管場所に置いておくと野菜の鮮度を保ちつつ防虫の効果を発揮してくれるというわけですね。