竹炭の作り方は意外と簡単!?自宅でできる作り方解説
最初に、竹炭は800度以上で加熱したものでないと有害物質が残るため、「失敗かな?」と思ったものは、飲食・飲料以外で使用することをオススメします。
炭作りは、自宅でも手軽なものから本格的な竹炭を作ることもできるんですよ!
なぜ、竹が炭になるのかの原理が分かれば、とても簡単。ポイントを押さえてキレイな竹炭を作りましょう。
今回は、「一斗缶」「アルミホイル」「空き缶」「無煙炭化器」での竹炭作りのやり方をご紹介します。
竹炭の作り方のポイント
竹炭にする竹は、できれば乾燥させた方が上手くできます。1ヶ月くらい乾燥させたものを使いましょう。
竹や木を炭にするときのポイントは「空気を入れないこと」。
空気と竹が結合すると灰になってしまいますが、空気を入れないで燃やすと竹と炭が結合せず、水蒸気やガスが抜け出て炭素が竹に残ります。
上手に炭化できれば、竹のキレイな形が残り竹炭となるのです。
うまくできてるか確認する方法
しっかり炭化しているか調べるには、豆電球が付くかどうかで判断できます。
乾電池2本で豆電球が点けば、一級品の炭になっているという証拠。
他にも、上手にできた炭はこんな特徴があります。
- 炭素率90%(不純物を含まない)
- 精錬度0~1
竹炭に限らず他の炭にも共通していますので、炭づくりにチャレンジしたら試してみてくださいね。
食用の竹炭は作れません
自作で竹炭を作るとき、食用の竹炭や、料理に使用するような竹炭を作ることはできません。
これは、竹炭を作るときの火力が圧倒的に足りていないからです。
食べるように使う竹炭を作るのには条件がありますので、食用の竹炭を作る条件について確認してみましょう。
食用の竹炭を作る条件
食用の竹炭を作るには、800℃以上の温度で竹炭を炭化させる必要があります。
これは、竹炭に含まれるタール分が800℃以上でないとなくならないから。
タールは体に有害な物質なので、タール分が残っている竹炭は食用としては利用できません。
体に害のあるものを食用として使用するわけにはいかないからです。
自作で竹炭を作る際には、なかなか温度まで測ることはできないと思います。
このことから、自宅で竹炭を作る際には、食用の竹炭を作ることは難しいと判断できますね。
竹炭の作り方をマスターして生活の便利アイテムを作り出そう!
ポイントをおさらいすると、「酸素を入れない」「竹を乾燥させておく」の2つ!
自宅で竹炭を上手に作れたら、生活のあらゆるところに置いて快適に過ごせるようになります。
一斗缶は、本格的な窯で作るような竹炭ができるので、ぜひ試してみてください!